あ

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のあのレビュー・感想・評価

5.0
STAR WARS in CONCERT
JAPAN TOUR 2018
プレミア特別公演
(東京フィルハーモニー交響楽団
指揮:ニコラス・バック)

1本目 11:00〜

プレミア公演1本目
ベイダーの呼吸音から始まり トルーパーとベイダーが登場
FOXファンファーレから生演奏かはじまり最初のオープニング・クロールのパパーン!で大号泣

そのあとのデストロイヤーが出てくるところもものすごい圧
スクリーンで初めて旧作のベイダーさまを観られた瞬間もう死んでもいいかなとおもった

デス・スターのテーマ、レイアのテーマ、インペリアルマーチではない帝国のテーマ、フォースのテーマ、TIEファイターのテーマ、ヤヴィンの戦い
そのどれもが凄まじく素晴らしくほんとうに生きててよかったとおもった
特にデス・スターのテーマはもうスクリーンいっぱいに映されるデス・スターとそのテーマが半端ない圧を放っていた ヤバすぎる これが帝国か。。!というかんじ

そしてデス・スターから逃げたあとのTIEファイターアタック、
もうこの曲本当にすきですきで
TLJやハン・ソロでもリメイクされていたけど 生演奏はやはり良い。。
サントラ収録分は古いのもあって 音は外しまくっているし なんだか洗練されていないのだけれど
生演奏で聴くと躍動感があってすごくよかった

生演奏だと際立つのが意外に音楽がないシーンもあるということ
これがまさにシネオケの醍醐味で その落差があることによってスコアが生きてくる
ベイダーvsオビ=ワンのセーバー戦のところは音楽なしでセーバーの音だけがブィィンと鳴り響き オビ=ワンがルークの視線に気がついた=弟子に倒される覚悟を決めたところでフォースのテーマがすーっと流れる
そして倒れたところからキラキラした音がスタートする
これは本当にすごい
この緩急の差が緊張感を生んで、あのセーバー戦に深みが増す
そこから横の動きの美しいレイアのテーマ、躍動感ある縦型リズムの反乱軍のテーマを経由してフォースのテーマ、TIEファイターアタックに繋がっていくのもさらによい
TIEファイターアタックはサントラでは鈍重な感じがするけど 生オケはホルンがバリバリ鳴らしていて最高にかっこよかった
ハン・ソロやTLJのアレンジもかっこいいけれどシンプルイズベスト

そしてもう王座の間がヤバイ
この曲がSWのなかでいちばんすきなんだけど いろんなテーマがライトモチーフ的に用いられていて 曲だけてもうこの映画のハイライトのようで
スクリーンに映し出されるルーク、ハン、そしていまは亡きキャリー・フィッシャーことレイアの笑顔がアップになったときもうたまらなくて
さらには反乱軍が拍手を送るとき自分ももうオケと指揮者とSWに拍手をしているかんじ
最後の最後でルークとハンが振り返って壇上の全員が誇らしげな顔でこちらを見た瞬間、もう死んでもいいとおもった
こんな多幸感あるラストない
と同時にローグ・ワンメンバーあってのこのラストであり、ルーカスが作り上げたサーガのはじまりでもあり、もうとにかく最高とかいう陳腐な言葉で表せないくらい素晴らしくて そのまま チャッチャッチャラッでエンド・クレジットに入るわけですから しあわせすぎて1本目からやられる

もう王座の間だけに1万円払ってもいい

カンティーナが生演奏でないのはすこし残念だった
あ