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ラジオ・デイズのgcpのレビュー・感想・評価

ラジオ・デイズ(1987年製作の映画)
4.0
やっぱりウディアレンの良さはノスタルジックコメディにて遺憾無く発揮される!!
皮肉な夫婦も親族団欒も、宗教や戦争の描き方までぜんぶ好き。彼のミューズといえば私の中では永遠にダイアンキートンだけなんだけど、サリー役のミアファロー、ビー叔母さん役のダイアンウィーストがキュートで良かった。子供にとって強烈な思い出として残るのって科学セット買ってもらったことより井戸の中の少女のニュースじゃなかろうか。哀しいニュースもショッキングさ重視で上部だけしか伝えられず蓋をしてしまうのが簡単な昨今だからこそ居た堪れない気持ちがじんわり残るあのシーンが「ラジオデイズ」には重要だ。2020年はわたしもラジオに救われた。ただただ懐かしい!だけじゃなく、想いを馳せるという温かいパワーについて考えさせられた。
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