だすぷーちん

ギャング対Gメンのだすぷーちんのレビュー・感想・評価

ギャング対Gメン(1962年製作の映画)
3.0
元ギャングの陸送屋とーじま君。足を洗ったはずなのに、知り合いのデカのたっての頼みで暗黒街に舞い戻り、仇敵との闘いで泥沼に嵌って酷い目に遭う!

     ※ ※

陸送屋とーじま君:中の人はつるたこうじ。ドラマのヒーロー。足を洗って始めた陸送屋。昔のライバル、たつむら君の手下に嫌がらせをされ、あえなく店仕舞いに。昔馴染みの刑事の頼みで暗黒街で、たつむら君とリターンマッチの日々。

ギャングたつむら君:中の人は、たんばてつろう。極悪非道のギャング、さんりつこうぎようの社長。邪魔ものはみんな消しにかかるわるもの。胃でもやられているのか、みるくの入ったグラスをてばなさない。

 この映画は深作欣二監督で、相変わらず作風は荒っぽいのです。とにかく、車に工場、人、あらゆるものに火をつけて、炎上してるなかで、カメラを回してて、大丈夫かいなというかんじです。

 物語中、とーじま君はたつむら君と闘うために、仲間を集めます。このあたりは,ワイルド7のハシリのような設定、しかしその登場キャラが多くストーリーはやや薄目。

 細かいことはどうでもいいから、建物燃やして、殴って、蹴って、撃ち殺して、一丁上がり、さあ、見てくれ、という感じでしょうか。

 更には、とーじま君に、年少帰りの弟(中の人、ちばしんいち) や、とーじま君を兄貴分の仇と狙うイケメン(中の人、うめみやたつお) がいろいろと絡んで来るのですが、このあたりも消化不良感が否めないような感じもします……。
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