YasuhitoArai

影のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

(1956年製作の映画)
3.6
イェジー・カヴァレロヴィッチ監督作品。
ある列車から男が身を投げたが、顔が潰れて誰だか分からない。死体を見た医師のクニシンは戦時中のある出来事を思い出すが・・・という話。

死体の男は誰かというメインストーリーがありながら、三人の登場人物の回想が挟まり、そしてそれぞれ影で動いていた人物が最後に集約されるという構造。
ポーランドの政治的状況が反映されており、それが把握できていると面白く見れると思う。

車と列車のカーチェイスが魅力的。
終盤の走る列車側面をつたっていくアクションがすごい。
YasuhitoArai

YasuhitoArai