『影』に投稿された感想・評価

3つの時代が交差する主要人物不在のポーランド映画。冒頭の掴みの良さ。
あんまり好きじゃなかったかな。
羅生門の影響っぽいことしかわからんかった。
人間
3.5
冒頭の車と列車の並走シーンと、顔面がめちゃくちゃになった死体で掴みは完璧。
後半よくわからなくなってしまったけれど、これは私の認識力の問題です……
面白かった。過去にあった不可解な事件を通して影の存在が明らかになっていく。
324
4.0
面白い。断片の輪郭を縁取り内実質が見えてくる。光線の届かない暗影。列車と車の走行・逃走シーンのショットと編集いい。食卓の下・ポケットの中の手榴弾と思惑と裏切り。
AONI
3.0
戦時中&内戦中を思い出し、「今は平和になった」と呟く男達。彼等の見えないところで現在進行形の陰謀の影。

まぁしかし。偶然にも程がある事件の繋がり方で、面白さは半減でした。

「尼僧ヨアンナ」(1961)のイェジー・カヴァレロヴィチ監督の初期作。戦中からのポーランドの歴史をサスペンス形式で描く。

1950年代のポーランド。車を走らせていた男女のカップルが列車の最後尾から…

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4.0
ポーランド映画のヌーヴェルヴァーグ。話法にネオレアリズモ傾倒が見られ、大戦前・中・後の三つの挿話が語られていくうち浮かび上がる「影」の存在。敵役にプーチンそっくりの奴がいて怖かった。
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列車の事故で顔が変形し亡くなったある男の身元を探るうちに、ふと思い出した過去の無関係そうなエピソードから陰に潜む謎の人物が浮かび上がってきた、という羅生門系サスペンス。ただでさえ自分の知識が乏しくて…

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3.5

2022 年 32 本目

カヴァレロヴィチといえばいわゆる「映画のポーランド派」の代表的作家と目されているが、この作品は「ポーランド派」ブーム直前の 1956 年公開、ゆえに「ポーランド派」の作品…

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