「尼僧ヨアンナ」(1961)のイェジー・カヴァレロヴィチ監督の初期作。戦中からのポーランドの歴史をサスペンス形式で描く。
1950年代のポーランド。車を走らせていた男女のカップルが列車の最後尾から…
列車の事故で顔が変形し亡くなったある男の身元を探るうちに、ふと思い出した過去の無関係そうなエピソードから陰に潜む謎の人物が浮かび上がってきた、という羅生門系サスペンス。ただでさえ自分の知識が乏しくて…
>>続きを読む2022 年 32 本目
カヴァレロヴィチといえばいわゆる「映画のポーランド派」の代表的作家と目されているが、この作品は「ポーランド派」ブーム直前の 1956 年公開、ゆえに「ポーランド派」の作品…