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ライフ・イズ・ビューティフルのmtのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

19歳の誕生日。大学1回生の時に見た。
大学に入ってから何となく映画にハマってきている時期で、近所のモールに入っているTSUTAYAで借りてきた。

何か誕生日だからいつもはしない特別な事をしよう!と思い立ち、1人で部屋を暗くして名作映画を観ることに挑戦。
色んなサイトなどをみてビビっと来たので今作に決定。

誕生日なのに内容はなかなか重いものでしたが、親子や夫婦の温かく素晴らしい愛が描かれた作品で一人で息も出来なくなるほど泣いて、感動しました。

ナチの放送を無断で借りて、強制労働中の妻に自分と子どもの声を聞かせて希望を持たせるシーンがとても好き。

最後、消火栓の箱に息子が入り、父はナチの兵隊に見つかってしまったものの、今から銃殺されるにも関わらず笑顔でいちに、いちに、とおどけて行進する父の愛に最も感情を揺さぶられ、その時の事は今でも覚えています。息子についた世界一優しい嘘の数々。


いつかまた一人で部屋を暗くして、没入しながら観たい大好きな映画。
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