あさと

いのちの食べかたのあさとのレビュー・感想・評価

いのちの食べかた(2005年製作の映画)
2.2
俺が大学生の頃、大学の図書館に教材ビデオみたいな感じで置いてあり、勉強がてら見てみた。ショッキングな映像ばかりかと思ってたんだけど、そういうシーンは少なく割とダラダラと食料にまつわる映像が流れてた印象。

食をテーマに、普段見れない流通の裏側を見るという発想はよかったんだけど、たとえば食料生産者が不味そうに食事するシーンが長めに挟まれたりとか演出に関して謎な部分がけっこうあった。なにかしらの意図があってのことかもしれないけど、少なくとも自分はそこで伝わるものはなかった。

終盤の牛の屠殺シーンもその場面のインパクトはあったものの、そこでブツ切りになるのでなんだか中途半端な印象に。パッケージに分けて配送するところまで映してもよかったんじゃないかな?とか思った。発想はいいけど、それを形にするための演出とか編集が自分と合わない映画でした。
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