金柑

クリムゾン・タイドの金柑のレビュー・感想・評価

クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)
3.8
面白かった。
極限状態で常に"最善"の選択をしなければならない。
指揮系統や手順、プロトコルは必要だから設定されているし、ただの形式ではない、形式にしてはいけないというのが切羽詰まった状況にこそ浮かび上がってくる。そしてその形式を初手の訓練で観客に見せておくのも上手い。
緊迫するねえ息が詰まるねえ…
艦長だって結果的にはというだけで、あの状態の中で艦長の選ぶ最善がああいう手段だったということ…。

出航の音楽がやたらとかっけーと思ったらハンスジマーか〜〜!!!安心と信頼!
魚雷命中の曲ほぼパイレーツで笑った。
スタッフロールの曲もかっけえ。さすがです。

ギャグの元ネタがわかんねえーし字幕ですら知らん単語もたくさん出てくる…
しかしスタトレは知ってて良かった
「私はカーク 君はスコッティだ」はアツい

ソナーの彼が好きだな

赤い帽子の艦長、青い作業服のハンター、2色の光に照らされるウェップス……

委員会が寛大で良かったね…。こうしてシステムも是正されていく。
金柑

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