るい

網走番外地 吹雪の斗争のるいのレビュー・感想・評価

網走番外地 吹雪の斗争(1967年製作の映画)
3.6

この世は所詮弱肉強食🦁10/18


「国家機密漏洩、脱獄殺人、無期懲役
42番、死に番よ!」今回も新入りとして網走刑務所に入ってきた立場真一です。

石井輝男監督はこの作品でラスト!短い時は2ヶ月で、他も4ヶ月ペースで脚本を仕上げ監督をするという尋常じゃない仕事振りを見せてくれました。

大映の「座頭市物語」や「眠狂四郎」なんかでは監督は交代交代でやってましたけど、東映はこんな感じなんでしょうか?他の作品見てないししらんけど。

さて、今回の始まりは1のような重めのドラマから入るので、渋めにいくんかな?と思いきや30分を過ぎた辺りからいつもの感じになりました。でも後半は馬乗り回しての撮影でかなり盛り上がった🔥

不当逮捕の恨みから殺人を犯した橘真一は網走刑務所に収監される。さらに看守に目をつけられて独房へぶちこまれるが、隣には13年独房生活をしているマルコフという男が。この男の力を借りて脱獄し、北の果てノシャップへ向かう。

いつもと違うのは、橘真一にも好きな女がいてとある事情で別れた。みたいな恋愛要素が入ってることかな。

最後の最後まで高倉健は高倉健でかっこよかった🤭高倉健って、ほんと何やらしても高倉健なんだけどそれがウリの俳優よね。背高いし、上半身仕上がってるし、男気あるし、いつも潔い感じがめっちゃ好きです❤️
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