逆襲のビフ。前作から引き続き不良番長なビフ・タネン役のトーマス・F・ウィルソンが高校生から老人まで違和感なく演じてて感心。この敵役あってのシリーズと言っても良いと思う。前作のスジを踏襲しつつ、前作のクライマックスのプロムのシーンを絡める見事な技あり脚本。え？あの裏でこんな事が？前作を観直していろいろ確認したくなる。1作めの大ヒットを受けて製作されたとは思えないほどシリーズにスジが通っていて破綻がないのが凄い。今回修復するのは2015年、未来のマクフライ家。車が空飛ぶ社会になるまでたぶんあと30年はかかると思うし、結果的に読み違ってはいるものの、濡れてもすぐに乾燥する服とか解凍すると大きくなるビザとか、思ってたよりちゃんと未来の生活を描こうとしてたのが偉い。20代のメイン俳優陣を約80歳まで老けさせた特殊メイクがちょっと残念。マイケル・J・フォックスはPart2.3の芝居の方がより好き。なんというかキャラが馴染んでイキイキして見える。
