kuma

スペースインベーダーのkumaのレビュー・感想・評価

スペースインベーダー(1986年製作の映画)
3.0
とにかくエイリアンの醜悪さよ!地球侵略モノの宇宙人をよくあの見た目にしようと思ったな。まあ、監督がトビー・フーパーでデザイン監修が『遊星からの物体X』のスタン・ウィンストンだから、そうなるのも必然といったところか。

サスペンス風味の前半はなかなか面白い。
夜中、少年デヴィッドは裏山にUFOが着陸するのを目撃する。次の日の朝、裏山を確認してきた父親の様子がどうもおかしい。よく見ると首の後ろに傷がある。その後も、警察、母親、学校の先生、クラスメイトと次々に様子がおかしくなっていき、不審がるデヴィッドを捕まえようとしてくる…。日常が異常に侵食されていき、気持ち悪さが高まってきたところで、ようやく醜悪エイリアンとのご対面。ここまでがこの映画のピークである。その後はエイリアン対人類の抗争…というか一方的なカチコミが行われ、そして問題のオチへと。まあ、ストーリーは穴ぼこだらけなので、あれも逆にアリなんじゃないかな。
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