松原慶太

燃えよデブゴンの松原慶太のレビュー・感想・評価

燃えよデブゴン(1980年製作の映画)
3.0
この作品、ドニーさん主演でリメイクされるとの報を聞き、あわててオリジナルを鑑賞。

言うまでもなくサモハンキンポーの出世作。権利問題なのかDVD化されていないようなので、Youtubeで英語字幕版を鑑賞しました。

「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」から、近年の「イップマン」まで。ながらく香港カンフー映画界を支えてきたサモハンこそ、真のリアルレジェンドだと言えましょう。

「五福星」「七福星」「Mr.Boo」よろしく、ストーリーは適当だし、ギャグもゆるゆる。とはいえアクションシーンはさすが。香港の街並みをながめるのも楽しい。

しかし「Enter the Fat Dragon」を「燃えよデブゴン」と訳した邦題は評価されるべきだと思いますが、それ以後のサモハン主演作を、すべて勝手に「デブゴン」と付けてしまった配給のセンスはいかがなものでしょうか。
松原慶太

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