二式

エド・ウッドの二式のレビュー・感想・評価

エド・ウッド(1994年製作の映画)
4.3
才能が絶望的にないけど映画作りに全力をかけるエドウッド。残念な人だけど映画に対する情熱は誰よりもあったエドウッドにバートンなりのリスペクトが溢れている。オーソンウェールズとの出会いのシーンやベラルゴシとの奇妙で感動的な友情や映画が彼の全盛期で終わる所にバートンのエドウッドへのやさしさと愛が感じられて好き。
実際の映画とそっくりなセットも含めて美術は実際のエドウッドの映画とは違い作り込まれている。本人に見えるメイクアップも凄い。エドウッド映画的なシーン満載のオープニングも良い。
ファンタジー的な要素はないが実在した世間から認められない変人達に対する優しさが溢れたティムバートンらしい映画。
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