衝撃的なラストで幕を閉じたシーズン1でしたが、シーズン2はよりシリアス。全体的なミステリアスさも倍増していました。
顔だけウド・キアな赤ん坊"リトル・ブラザー"。最初その見た目を観たときはギョッとしましたが、実は心優しい、なんならこの『キングダム』という作品の中で一番綺麗な心の持ち主だったということにまずは驚き。リトル・ブラザーとユディットの切ないドラマには普通に泣けました。
時折ギャグを挟みながら、観客を挑発、翻弄し続け、気がつけば画面から目が釘付けに… ラストに向けての怒涛のような展開は正直、理解が追いついていかないくらいカオスでした。
そしてこの『キングダム』という作品で最も魅力的な登場人物であるヘルマーも最高でした。人をゾンビに変えると言われるハイチの秘薬をコーヒーにコッソリ入れて、クロウスホイに飲ませようとするけど、なかなか上手くいかない場面やシーズン1でも爆笑した資料室の場面、今回はクロウスホイvsヘルマーという部分もより見せ場の一つとして用意されており、とても面白かったです。
またカメオ出演的にステラン・スカルスガルドが登場したことも驚きました。
ただシーズン1以上にクリフハンガー的なラスト。当時、リアルタイムでこの作品を観ていた人はそれから25年も続編が出るのを待たされた って考えると…
その間に亡くなったファンの方とか気の毒過ぎる…笑