この映画で一番怖いのはジョー・ペシ
正直、あのデニーロが霞んで見える。
ジョー・ペシのジョークに【笑う、笑わない】のあの空気感、ピリピリした緊張感凄まじい。
ホームアローンで間抜けな泥棒を演じ、リーサルウェポン2でよく喋る小男を演じたあのジョー・ペシがまさかこんな怖いなんて思いもしなかった。
やはり普段気さくな役の多い人が180度違う役をやると化けるマジックもあるんだろうが、ジョー・ペシの演技力が素晴らしいのが大前提にあるのは言わずもがな。
ジョー・ペシとデニーロがやらかした犯罪の片棒を担ぐハメになった主人公。
徐々に迫りくる警察と口封じに暗躍するデニーロ
金とモノで溢れる素晴らしきギャングスタライフが徐々に崩壊していき、そして意外な結末を迎える。
クーリオのギャングスタズ・パラダイスが聴きたくなる作品。