金が舞い込み好きに振る舞えるそんなギャングに憧れる男たちの浮き沈みの青春物語
仲良く大騒ぎし、いきなりブチ切れ、警告なしに残酷に始末し、笑顔で裏切っていく、そんなゴッドファーザーのような貴族的ではない姿をハイテンションで駆け抜けていくスコセッシ監督の傑作です。
ファミリーの絆と仁義みたいなゴッドファーザーのカッコいいマフィアと違って、金が稼げて警察を買収したり好きに振る舞えるという俗っぽい連中の話で暴力の出し方がすごい
145分と長めだが音楽の使い方とテンポよく編集されているので栄枯盛衰を駆け抜けていく感覚がたまらん。
グッドフェローズはギャングに憧れるジョルノなどジョジョ5部の元ネタ的な所が多いけど
「ブッ殺すと心の中で思ったならその時すでに行動は終わっている」のが本当にそうで
意味なくブチ切れて殺したり、仲間だろうがこいつ生かしていたら不利になると思った瞬間殺しが終ってたり、いきなり殺すのすごい。
グッドフェローズ料理映画としても良いよね。
