こういう恋のお話もあるのですね。
年齢など関係なくモードのことを本気で
好きになれるハロルドが凄い人に思えて
しまいました。
彼の自殺ごっこは親のせいでしょうね。
自分の望む通りに息子を型にはめては
おかしくなるのも無理はないです。
それに息子に対して関心がないんでしょ
うね。ハロルドはバカ親の犠牲になって
しまって可哀想。
そこから抜け出す手助けとなったのが
モードで、彼にとっては天使のような存在
なのではないかな。
モードの腕に数字が刻まれているのがチラッ
と映り、ハッとなりました。あぁ、そういう
ことか、と…。随分辛い経験をしたんですね。
それがあっての今のなのか、と思うと彼女を
見る目がまったく変わってきますね。
最後は切ないですが、ハロルドのこれから
の人生の始まりという感じで後味良かった。
キャット・スティーヴンスが好きなのですが
彼の曲がこの作品に使われているとは知りま
せんでした。
ハロルド役の男の子、『ライフ・アクアティック』
のあのメガネ&ハゲ(失礼…)のおじさんなんですね！
ビックリです。
