majizi

Mのmajiziのレビュー・感想・評価

M(1931年製作の映画)
4.0
サスペンスの名作。

ベルリンで連続幼女殺人事件が発生。
警察は犯人をなかなか捕まえることが出来ない。

そこで立ち上がる市民とマフィアたち。
彼らは自分たちで犯人を見つけようとする。

キーとなる盲目の風船売りのおじいさんをはじめとする、街中でのマフィアの連携が面白い。

Mというタイトルもシンプルで秀逸。

陰影のつけ方や計算された構図など見所はたっぷり。

終盤の展開はいかにもドイツ。
この後、ナチスが台頭する現実にリンクするようでした。
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