Shu

オール・ザット・ジャズのShuのレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
5.0
先日たまたま入った中古DVD屋で「オール・ザット・ジャズ」を発見。
で即買いしてひさしぶりに鑑賞。何年ぶりかなぁ~
70年代後期の作品でブロードウェイの振付師で演出家、ボブ・フォッシー監督の自伝的映画。数々の女たちと浮き名を流し、酒とタバコと覚醒剤で体調不良をごまかしながらミュージカルのリハや映画の編集作業に追われ、遂には自ら病に伏してしまう演出家ギデオン。幻想の中で自らを回想し、人生のフィナーレを演出する。実生活と幻想的な描写を交互に見せる異色のミュージカル。
ギデオンが手を広げて「Show time!」って言うところがキザでカッチョいい!
繰り替えされる朝のシーンの細かいカット割りがカッチョいい。
自宅で実の娘と自分の彼女がギデオンの前でショーをするシーンがグッとイイ。
とにかく主演のロイ·シャイダーがカッチョいいのだ!
人生最後のショーは自分もこうしたいと思うかも。
当時10代の頃に見た衝撃は、今いろんな人生経験を積んで見るとまた別な思いが画面から感じられてより作品の味わいが深みを増す。
ミュージカル映画はそんなに見ないがこの映画は大好きです。


(転載:2005年07月21日)
Shu

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