アリカワ

メッセージ・イン・ア・ボトルのアリカワのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

眉間にしわ寄せながら優しく笑うケビン・コスナーかっこよすぎ。寡黙で愛情深くて、ギャレット素敵でした。
テリーサがシャワー浴びてる時に、ろうそく灯しといてあげるところとか かわいすぎて、もうそういうところが好き。
後、父との関係もすごくよかった。

感想は、ニコラス・スパークスなのに、ロマンチックというより、計算高いなと。

途中まではSleepless in Seattleと似てて、2人とも新聞記者の職権を使って相手を突き止めて。別にそこまではいいんだけど、大きな違いは、出会った時の描かれ方だよね。

出会った時の会話とか、大事な事実をずっと黙ってるとか、そこに"計算高さ"を感じて、ギャレットが感じたように騙されてる気分になって、最初は少し冷めた。まあ確かに、最初から手紙の話したら、今みたいな関係にはなれなかったのかもだけど。難しい。

そしてテリーサ、愛してるという割に、自分はシカゴを捨てられず、こっちに来てとばかり。それとも、ノースカロライナには、ギャレットと妻との思い出がたくさんあるから、だから来てほしいという意味だったのかな?いずれにしても、思い出も土地も家も家族も海も全て捨ててこっち来いは、自分勝手のようにも思えた。

来ないなら諦めるって、いや、お前がノースカロライナ行けよって。相手にはそのくらいの覚悟を求めておいて、自分にはその覚悟がないんかい。