ワーナー・ブラザーズ創立100周年記念上映“35ミリで蘇る ワーナーフィルムコレクション”selected by ル・シネマ にてこのたび初鑑賞。
他国から見た「日本」を描いた作品として、まぁ~とくに義務教育程度かそれに足りないくらいの知識しかもはや歴史のことを勉強していない己には思いつくような違和感はないですね。むしろ日本人はよく風呂に入ってて僕たち欧米人は獣のような匂いと思われてる、とか客観的に捉えていて凄すぎん?(実際は知らない)
そして、この日はなんと!字幕翻訳を担当された戸田奈津子先生のトークショー付き上映ということで、そっちがお目当てだった訳ですが。戸田先生曰く「日本を題材にした海外作品は数あれどラストサムライ以外はクソ」とのことで、あれれお上品なお姿とは裏腹に語気が…と戸惑いを隠せないなか貴重なお話を聴けました。
映画ファンの方には聞いた事ある話ばかりかなーとは思うのですが自分の忘備録として書き留めると、※()は自分の心の声
・当時の35ミリから昨今はデジタルに移行しましたが、翻訳作業に変化はありましたか?
→ありまくりです!35ミリは完成品が届くからよかったですが、デジタルだとそれこそ公開寸前まで編集されるのでカットが増えたり減ったり…字幕は台詞の流れも大切なので、シーンや演出が変わったりするとそこだけ直せばよいというものではないので、やり直しになるんです…(うわぁ確かに…それは大変そう😰)
・たくさんの作品を手がけておられますが、お仕事のペースは?
→もちろん公開時期など波はありますが、常に抱えていてひと月に多くて5~7本ほど(うろ覚えです)、週に1作仕上げるような感じ(え?!早すぎん??)
・翻訳はチームを組んでされるのですか?
→人の翻訳を直す手間がいやなので、最初から最後まで全部1人でやります(あ、やっぱりそういうお方なんだ笑)
などなど。大変だった翻訳のエピソードで、「今日はラストサムライだから別の機会に」ときけなかったお話がとても気になります😭
(その分されたラストサムライのエピソードは、トムは日本が本当に好きで~というおそらく周知のものだったので少し残念でした)
…と、投稿し忘れてたのを年末掘り起こしの時差で書いたんですけども大変興味深い「武士道」が観れましたし、謙さんはやっぱ格好ええなぁ~!と人気なのがよくわかりました。息子に泣いた