やまひろ

バットマン ビギンズのやまひろのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
3.9
『人はなぜ堕ちる? 這い上がるためだ。』

2005年のアメリカ映画
監督はクリストファー・ノーラン、主演はクリスチャン・ベール

DCコミックスの「バットマン」を原作とした実写映画作品
「ダークナイト・トリロジー」の第1作目


名作「ダークナイト」を理解する為には今作は欠かせない。
3部作の1作目だが、「ダークナイト」が突出して名作なので「ダークナイト」を中心として考えてしまう。

本作は主人公ブルース・ウェインがどのようにしてバットマンへとなっていくかのオリジン的内容の作品

重要なポイントとして
・ブルースの幼少期のトラウマ
・父と母の死
・デュカードとの出会い
・ラーズ・アル・グールが率いる影の同盟
・ブルース(バットマン)への協力者たち
・レイチェルとの再会
・ジョーカーへの布石

と、思いつく限りこんなものか

ビギンズとしてのメインストーリーに関しては、一つのアメコミ作品としては少し弱い気もするが、それも続編への布石と考えると、良かったのかもしれない。


クリストファー・ノーラン監督のリアル路線の「バットマン」はここから始まったのだ。
「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」への伏線も散りばめられていて、改めて見返すとより楽しめる作品だ!
やまひろ

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