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サイダーハウス・ルールのprocerのレビュー・感想・評価

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)
3.3
   舞台はメイン州、ニューイングランドの小さな孤児院。
 切り盛りするのは優秀な産婦人科医師でもあるラーチ院長。
 孤児の一人だったホーマを特別な子と感じた院長は、
 我が子同様に愛情をかけて彼を育て、やがて心優しい青年に成長する。
 ある日ホーマはあるきっかけで孤児院を出、りんご農園で
 働き始めるが・・・。
 
  2000年72回アカデミー賞助演男優賞、脚色賞受賞作品。
 「サイダーハウス」とは収穫人の宿舎の事。
 そこに貼り出される”ルール”がこの映画のテーマ。
 また孤児院が産婦人科医院であることでこの映画には
 大変重い”生命のルール”が絡んでくる。
  
  個々のキャラクターに印象があり、
 重いテーマながら爽やかな印象を受けました。
 久しぶりに泣ける箇所が複数あって
 テーマは明確で考えさせられる、
 佳作ではないかと思います。

小さい劇場で鑑賞し、
重いテーマに考えさせられて
どんより帰ったのを思い出す。
マイケルケインが印象的。
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