舞台はメイン州、ニューイングランドの小さな孤児院。
切り盛りするのは優秀な産婦人科医師でもあるラーチ院長。
孤児の一人だったホーマを特別な子と感じた院長は、
我が子同様に愛情をかけて彼を育て、やがて心優しい青年に成長する。
ある日ホーマはあるきっかけで孤児院を出、りんご農園で
働き始めるが・・・。
2000年72回アカデミー賞助演男優賞、脚色賞受賞作品。
「サイダーハウス」とは収穫人の宿舎の事。
そこに貼り出される”ルール”がこの映画のテーマ。
また孤児院が産婦人科医院であることでこの映画には
大変重い”生命のルール”が絡んでくる。
個々のキャラクターに印象があり、
重いテーマながら爽やかな印象を受けました。
久しぶりに泣ける箇所が複数あって
テーマは明確で考えさせられる、
佳作ではないかと思います。
小さい劇場で鑑賞し、
重いテーマに考えさせられて
どんより帰ったのを思い出す。
マイケルケインが印象的。