人生は祭りだ 共に生きよう
初見でしたが、フェリーニの自叙伝的作品とは分かっているもののまぁ理解できない。フェリーニさえどこまで意味を持って作っているのか疑問に思う。普通はこの手の作品は「奇怪な作品」として捉えられそうなもんだが、名作ならではのなんとも言えない中毒性がある。
ラストのダンスシーンもそうだが、全般的に、視覚的な面白さや、クラッシック音楽を織り交ぜた映像作品としての面白さが詰め込められている。
この辺を楽しむためには、是非とも映画館で見るべし。
にしても映画監督は大変なものだり
最初の渋滞はアイデアの渋滞か締切の渋滞か。
足をロープで縛り付けられていて飛べないフェリーニと下でロープを引っ張るプロデューサー。
途中のロケットは未完の大作の象徴か。
まだ完成していない作品の記者会見で逃げ出そうとして自殺しようとするシーンなど、フェリーニ追い込まれていたんだなぁ。
浮気相手と妻が鉢合わせ、クラウディアの幻を見るなど、追い込まれていたんだなぁ。
主演のマルチェロマストロヤンニ、何となくコリンファースに似てない?