一つ CGを使いません。
二つ 死んでもワイヤーは使いません。絶対!!
三つ スタントマンは使いません。
四つ 早回しを使いません。
五つ 最強の格闘技ムエタイで戦います。
トニー・ジャーが型を披露する映像とともに、ほぼ冒頭の5つの宣言を被せた予告が当時は「何じゃこりゃあ?!」と衝撃だった。
90年代までは香港映画でワイヤーアクションが主流でハリウッドもその流れに。
2000年代に入り、ジェット・リーが「キス・オブ・ザ・ドラゴン」でリアルアクションに拘った映画に出演。
とはいえ香港映画もだんだんと下火に。
そこに現れたのがトニー・ジャー。
盗まれた仏像の頭を取り戻すために田舎の青年が都会で大暴れするだけのストーリー。
まぁストーリーはあって無いようなもので、やはりメインはトニジャのアクション。
超絶的な身体能力で披露するリアルアクションは今観てもすげぇ!てなる。
撮り方含めこなれてない感じがあるし、アクションシーンをリピートするところとかちょっとダサい。
でもやはりムエタイとトニジャという存在を日本に知らしめたという意味では意義の大きい作品。