毎日を過ごしていて、身の裂かれるようなさみしさなんてそうあるものではないけれど、「そんなものだよな」と微笑んですぐに生活へと戻っていく、そういうさみしさは数えてみればきっとそれなりにあるのではなかろうか。
誰しもが抱えるものでも、誰もがそっと視線を外す、そうやって置いてけぼりになったさみしさを映画は優しく掬い上げてくれる。
まちの光はあたたかいから、みんないるから大丈夫。
出かけて帰ってきて、少し夜更かしをしてみる土曜日の夜。そんなときにふと観返したくなるような映画だった。
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キエエ!やっと観られたTSUTAYA DISCAS!
忙しかったりなんだりで、二か月くらい借りていた。
ジャケットで気になって鑑賞。
なにげに三姉妹もの。観てよかったな。