かくれんぼがお上手
初『ランボー』です。
新作までに全部見ておこうと思ったのですが、思ったより公開が早くて追いつきませんでした。でも一時は日本公開も怪しまれていただけに、無事公開出来て良かったですね。
理不尽の極みみたいな映画ですね。
罪もないのに逮捕されて、拷問を受けて、逃げ出して。
戦争の英雄なのに、少し反抗しただけで狂人扱い。
前半のランボーはただただかわいそうでした。
しかし、その分、後半の暴れようは気持ちがいい。
腐敗しきった警察たちを相手にナイフで銃で大暴れ。
戦場で血で血を洗う戦いを繰り広げる映画だと思っていたので、あれ?森は?とは思いましたが、それは次回へのお預けということで。
ベトナム帰還兵の苦労が身に沁みます。
国のために戦った英雄はアメリカに帰ってきたら邪魔者扱いされ、まともな仕事に就くこともできない。
『タクシードライバー』のトラヴィスもそうでしたけど、当時のアメリカはホント冷え切った国だったんですね。
今でも戦争をやりたがっているどこかのお偉いさんにはぜひランボーの嘆きを聞いて欲しいものです。