eop421

炎628のeop421のレビュー・感想・評価

炎628(1985年製作の映画)
5.0
こんな作品あったのか、と驚きました。⁡
戦争映画は数あれどこんな作品はあまり⁡
ないと思います。⁡

ドイツ占領下のベラルーシで起こった⁡
虐殺事件を元にしたお話です。⁡
題名の628はナチスにより焼き払われた⁡
村の数を表しています。⁡
ナチスの所業はある程度知ってはいても⁡
ロシア占領下の現地のことは知ろうと⁡
しない限り情報が入ってこない気がします。⁡


最初は勇んでドイツと戦うぞ!と戦地に⁡
赴く少年が、最後は老人のような顔に⁡
なってしまうのに衝撃でした。⁡
演技と演出が素晴らしいのです。⁡
累々と積み上げられた死体の山とか爆撃⁡
のシーンとか唖然とします。⁡
監督がリアルを追求する人で、爆撃のシーン⁡
は本物の爆弾など使って撮ったらしいです。⁡
なるほど迫力があるわけです。⁡
それだけがこの作品の凄い所ではないので⁡
是非一度観てみることをお勧めします。⁡
eop421

eop421