《あらすじ》
恋人ジェフ(マーク・ラファロ)からのプロポーズを承諾したにもかかわらず結婚に迷っているサラ・ハッティンガー（ジェニファー・アニストン）は、映画『卒業』（1967年）のモデルが祖母キャサリン（シャーリー・マクレーン）と母であること、そして母も結婚に迷っていたことを知ったのをきっかけに、自分探しの旅に出るラブコメ映画。
映画『卒業』をモチーフにするのはいいアイディアだと思う。でもサラがかつて祖母、母と寝たボー・バローズ（ケビン・コスナー）とやってしまうのには苦笑。ダブル親子丼やんけ。血は争えないと言う奴か。
いや、結婚を前に揺れるサラを心情をみごとに表現していると言うべきか？ ジェフが浮気したサラを最終的に許してしまうのもよくわからないけど。
本作はロブ・ライナー監督（『スタンド・バイ・ミー』、『恋人たちの予感』など）と言うことで期待したが、ラブコメとしてはあまり笑えない。無理矢理ハッピーエンドにした感があり、モヤモヤしたものが残る。
