しがない私立探偵ハリー・エンゼルに届いた一つの依頼。
ルイス・サイファーを名乗る依頼主からの依頼は「ジョニーと言う男が生きているかの安否を調べて欲しい」という人探し。
一件簡単に見えたジョニー探しも、ジョニーに関係する人に事情を聞く度に、ジョニーに関係する人がドンドン死んでいく。
本編1時間を経過した段階でも、ジョニーに関する決定的な手がかりは見つからず「この映画どんなオチになるのか?」と多少の不安を持っていましたが・・・
そんな不安を吹き飛ばす位、結末と種明かしのショッキングさは凄まじく画面越しに「えええええ!」と叫んでしまいました。
ちなみに、「ルイス・サイファー」という名前は最初見た時に、この名前何処か見覚えが・・・(ヒント:女神転生)とすぐわかったのですが、肝心のもう1つのトリックには全く気づけませんでした。
ユージュアル・サスペクツ以来、もう1度見直してみたい映画と出会えました。
とにかく、音の演出と陰影を巧みに使った映像美が素晴らしい。
あまり余計な前情報は入れずに、観るとより楽しめる映画だと思います。