高瀬とうや

ドラえもん のび太の海底鬼岩城の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一番怖かったのは、最新コンピューターであるバギーが「死んだ?人間なんて偉ぶってるけどあっけないもんだね」とテキオー灯の効果が切れて死にそうになったジャイアンたちを冷たく評する所かな。
まぁ、ジャイアンたちも「24時間しかテキオー灯の効果がない」と聞いてたくせに勝手にバギーを持ち出したので自業自得だけど。

ってか、テキオー灯を持っていながら(海底人らの彼らには必要ないよね?)ドラえもんの道具を一切警戒しないで軟禁するとかちょっと色々とツッコミどころが多かった。

ストーリーとしては「ムー」と「アトランティス」という二大海底国家が争っていた。
アトランティスは自爆し、バミューダトライアングルというバリアーを生み出した。
自動防衛システムである「ポセイドン」が、自然現象である海底火山の噴火を敵からの攻撃とみなして鬼角弾を撃ち込もうとしてる。
という、中々に暗いお話。
でも、20年ほど前に公開された映画なのに「地球人は海を汚染してる」「魚を絶滅するほど取る強欲な存在」だと、今も昔も人間は変わってないなぁと考えさせられる。

バギーの言動、行為も大人になってから見ると「そりゃ2人乗りなのに5人も乗られると腹立つわな」と同情するね。
しずかちゃんが居なかったらバッドエンドだったよ、コレ。

【あらすじ】
夏休みに、深海でのキャンプを楽しむドラえもん一行。
だが、ひょんなことから海底人であるエルと知り合い、このままではバミューダトライアングル内にあるという「鬼角弾(核ミサイル的存在」が地上を焼き尽くすと知らされる。
エルに協力し、主を無くして暴走するコンピューター「ポセイドン」を止めるがべく扮装するが、一行は満身創痍になってしまう。
打つ手なしと思われた時、ドラえもんの道具であるバギーが自爆をし、彼らの危機を救うのだった。
高瀬とうや

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