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釣りバカ日誌10のbluetokyoのレビュー・感想・評価

釣りバカ日誌10(1998年製作の映画)
3.2
1998年の春ぐらいのことなんだろうか。やたらとリストラという言葉が出てくる。そういう時代に入ったということだ。スーさんが社長を辞めて(辞めたことにはなっていないが)、別の会社で働く。いまの時代なら副業ということだからあり得ることだけど。たしか、スーさんあたりが恋愛騒動に巻き込まれるというのがいつものパターンなのだが、もう、今作では高齢のためか、別の人の恋愛話になっている。

簡単にあらすじ。
スーさんが役員会議でブチ切れて、退職すると言って、会社を飛び出した。
これからは、悠々自適、釣り三昧だと思ったが、釣りをしていてもおもしろくない。
そこで、ハマちゃんの家へ。

ハマちゃん。釣りというのは、たまの休みにするから楽しいのだ。それに、世間では、定年退職しても働かなくてはならない人も多い。
と、ハマちゃんに説教される。
そこで、スーさん、働くことにする。唯一、求人のあったビルメンテナンスの会社に就職する。

すると、なんと、担当するビルが、鈴木建設の本社ビルなのだ。スーさんは、バレないように、サングラス、マスクで勤務する。
富田松五郎という若手社員と組んで仕事をする。
だが、ハマちゃんには、すぐバレるし、富田は、ハマちゃんの釣り仲間だった。

スーさん、ハマちゃん、富田、さらに、富田と同棲している岩下みどりと釣りに行く始末。

さらに、スーさん、役員たちにもバレてしまい、結局、ビルメンテナンスの会社は辞め、鈴木建設の社長に戻った。

一方、富田と岩下みどりだが、富田の結婚に対しての煮え切らない態度に、みどりは、ブチ切れて、実家に帰ってしまった。

富田は、ハマちゃんに相談すると、ちょうど、ハマちゃんは、九州に出張する予定だった。で、みどりの実家が九州にあるので、渡りに船ということで、富田とハマちゃんで、九州に行こうということになった。

九州に行き、富田は、みどりの父親に、みどりとの結婚を申し込んだ。
富田とみどりは結婚することになった。

スーさんとハマちゃんに関して言えば、スーさんが、ビルメンテの会社に勤めただけである。
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