このレビューはネタバレを含みます
入江監督のサイタマラッピン
2011年3月26日 18時12分レビュー。
2008年作品、脚本、監督入江悠。
噂はかねがね。「埼玉のラッパー。サイタマノラッパー」タイトルが良い。自主っぽい作り。
ラップの映画?とか思っちゃいました。
音楽より携帯代金なこのご時勢。
「ジャパラップよりジャパレゲエの方が隆盛してない?」とか思いつつ。
気分はラッパー、ヒップホッパーな自分。
ここでJラップおさらい、、、
「シルシルミシル」のめがねさんことイトウセイコウの「メッ/セジ」、
タイニーパンクスからECD主催の「HomeBass」それが発展した一大
野外イベント「サンピンキャンプ」
他、ZEEBRA、スチャダラパー、キングキドラ、ボーイケン、ブッタブランド、だいじょうぶか?
ユーザロックそして今も新作ライミングかつ映画評も素晴らしいウタマロ様在籍「ライムスター」等々
ジャパラップは、今もなお発展途上の音楽シーン。
そんな歴史のラップを題材にどんな映画?とチェキィラー。
独自のオリジナリティ溢れる映画でしたね!面白かった。
埼玉でラップするとある集団。それぞれがそれぞれ地味に仕事をしながらラッパーを夢見る。
私はラストが熱烈ラッピンライブでライムな感じになるだろうと思っていたのに、良い意味で裏切ら、、、そこも良かったです!
生活と夢と音楽とみたいなあたりの青春を地方で魅せた素晴らしさ、このコンパクト感が素晴らしい。
唯一の女形、みひろもツンツンして良かったです。
ラスト主人公の素晴らしい生活ライム必聴で耳をカスベキッ!
ラップを映画にするは、アメリカの専売特許とばかりと思ってましたが、日本でもできる事が面白い。続編もみたいです!
入江監督のビッグバジェット映画をみたいですね、あと本作の芸能人リメイクも見てみたいです。
さて入江監督が魅せるサイタマラッピン物語!是非!
追記
実際の音楽シーンは、ラップよりレゲエの方が盛り上がっています!
横浜レゲエ祭とか、ハイエストマウンテンとか、、。
どことなく寂しいんですが、、。
オールドスクールなスチャダラパーやライムスター等々応援していきたいです。
余計な追記
日本のラップのはじまりって、某説によると
トニー谷とか、
琵琶法師とか、
お経とか、
オッペケペー節とか、
チンドンやとか、じゃないとか?
(まあ、スクラッチ、韻、レコード、サンプリング、もこれらには、ありませんが、、。)