ナンセンスロケット

仁義なき戦い 広島死闘篇のナンセンスロケットのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)
3.0
【仁義を一番持ってる奴が損をするシリーズ。今作は役者が焦点。】

大分、間が空いてしまったが二作目を鑑賞。

今作は北大路演じる山中という流れ者と千葉真一演じる大友との関係がメインに。

信じる、裏切られのやりとりは今作も健在。ただ、組みの抗争もいうより、個々人の役者が光ったかな。

北大路さんて、今でこそ財閥の会長みたいな役やってっけどw、今作かなりピュア。恋人の靖子を思って戦うあたりは前作の梅宮たっちゃんを感じる。

そしてこの靖子演じる梶芽衣子さんがめちゃくちゃ美人で昔の役者さんはやはり素晴らしいと実感w

そして大友勝利演じるサニー・千葉w この後の仁義なきシリーズらしからぬ、ギャングっぽい風貌と迫力。
徹底的に仁義を通さないあたりが迫真性を感じる。

唯一バランス感のある松永も魅力的です。次作もでてるくるので要チェック。

後程、三作目の代理戦争を鑑賞したところ、一作目の菅原文太や田中邦衛やらのお馴染みキャラが出てたので、どうもスピンオフ感があった印象でした。