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女渡世人のtapes201のレビュー・感想・評価

女渡世人(1971年製作の映画)
3.7
緋牡丹博徒シリーズの大ヒットに続く藤純子さまの一作。当時25歳とは思えぬ魅惑。ストーリー的には、瞼の母に、関の弥太っぺのミックスで、典型的な任侠物。しかし小沢監督のトリッキーかつ小気味好いかつ、残虐描写多めな演出で一気に見れてしまう。殺人拳シリーズまですぐそこ。安定の鶴田浩二に、遠藤太津朗、藤純子の瞼の母が、木暮実千代、コメディリリーフに芦屋雁之助、正司敏江礼二、水森亜土など。お夏役の斎藤浩子がうまい。藤純子の結婚宣言でこのシリーズは、次作で終わってしまうけど、惜しいようなこれで良かったような…という美しさでございました。拓ぼんは、頬に傷持つチンピラ、代貸格の汐路章共々、鶴田浩二に惨殺されます。
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