女渡世人の作品情報・感想・評価

「女渡世人」に投稿された感想・評価

とも

ともの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

瞼の母!鶴田浩二が垣根から覗くところで錦之助の関の彌太っぺを思い出した。
渡辺岳夫の音楽もよかった!
終盤、鶴田浩二が全てを察して行くところは、シンプルな流れで観ていておおっと思った。そして最後の殴り込みがむちゃくちゃ激しい!!藤純子になら斬られてもいいと思った!
そして流れる歌の歌詞の美しいこと!!!
12月1日は我が愛しき東映任侠映画の緋牡丹・藤純子さんの72歳のお誕生日です。
おめでとうございます!

人気を博した『緋牡丹博徒』『日本女侠伝』に次ぐ、純子さん主演の新シリーズ『女渡世人』第1作目!

渡世の筋に則ってピストルと白刃を器用に使い分け、生き別れた母親を探す旅を続けている女渡世人"妻恋いお駒"こと早見駒子。

25歳とは思えぬ気品と色気でもって、寿退社前の美貌を余すことなく銀幕に焼き付けてくれます。
着物の裾から覗く紅地がこれまた艶やかであり、
入浴シーンは自然と前のめりになり、
そして彼女の吐く「死ね!」は萌え死ぬほどの破壊力であります。

親娘の絆がテーマでもある本作ですが、
助演で登場する子連れ渡世人役はやはりこの人、鶴田浩二。
彼の幼い一人娘お夏ちゃんに自身の境遇を重ね、長野の温泉街まで送り届けちゃうお駒さん。
本当優しい、好き。

そしてお駒さんの実の母であり、今は温泉街を乗っ取ろうとするヤクザの女房・お瀧さんを木暮実千代が熱演します。
身の上を隠し、二人の対面を情感たっぷりに魅せるシーンは泣かせる…!

一方で"裸の大将"でお馴染み芦屋雁之助の饒舌トーク、正司敏江・玲児のどつき漫才、白木みのるのスタンドプレー、そして幼げな水森亜土など脇役がコメディ路線に徹して物語に緩急を与えてくれます。

お年を召しても相変わらずお美しい和美人・純子さん。一生憧れます!
いつみ

いつみの感想・評価

3.0
安定の富司純子。
せつないお話。
渡世人の任侠道がなんとなくわかってきたかも。

知人に勧められての鑑賞ですが、フィルマークス内では観た人私で6人目って少なっ!笑
tapes201

tapes201の感想・評価

3.7
緋牡丹博徒シリーズの大ヒットに続く藤純子さまの一作。当時25歳とは思えぬ魅惑。ストーリー的には、瞼の母に、関の弥太っぺのミックスで、典型的な任侠物。しかし小沢監督のトリッキーかつ小気味好いかつ、残虐描写多めな演出で一気に見れてしまう。殺人拳シリーズまですぐそこ。安定の鶴田浩二に、遠藤太津朗、藤純子の瞼の母が、木暮実千代、コメディリリーフに芦屋雁之助、正司敏江礼二、水森亜土など。お夏役の斎藤浩子がうまい。藤純子の結婚宣言でこのシリーズは、次作で終わってしまうけど、惜しいようなこれで良かったような…という美しさでございました。拓ぼんは、頬に傷持つチンピラ、代貸格の汐路章共々、鶴田浩二に惨殺されます。