ブラウン管テレビ突き破ります…
この時代にどうやって撮影したのか
色々、画期的というか度肝を抜かれた。
作中ではホントに肝が…💦
現実と幻覚の境界線がわからない。
いや、むしろ全て現実。。
もしくは全て幻覚なのか。。
過激な映像を追い求める放送局の主人公のマックス。
サムライ・ドリームでは満足できないらしい。
そんな中、ついに見つけた『ヴィデオドローム』にのめり込んでいく。
いつの間にかヴィデオドロームに取り込まれるマックス。
次第に現実世界がめちゃくちゃになっていく。
世界観も、話の内容も、撮影手法もとにかく独特。
グロさも…。
ホラーというよりかはSF?
SFというよりかはホラー?
約40年前の作品だけど、このテレビやビデオの世界に染まるという点は、今で言うところのVRの世界に似てるかも。
非現実だけど、その瞬間は当人にとってはそれが現実なのかもしれない。
なんか、考えれば考えるほど混乱してきそう。
結局、主人公のマックスにとって、どこまでが現実でどこまでが幻覚だったのかは難解でわからない。
終わり方もシュールすぎる。。
手放しでおもしろい!と思える類ではないけど、確実に一度は観ておいて良かったと感じた作品。