これも掴みは良かったんですけどね~
ロビン・ウィリアムスは、「カッター」と呼ばれる仕事をしているんですけど、それは人一生の記憶を1時間くらいの映画風にまとめる「編集者」って意味らしい。
ここはどこでいつなの?っていう物語の背景が全然わかんないんですけど、どうも未来のアメリカらしく、人間になんかを埋め込んで、生まれてから死ぬまで、自分の目で見たことがそのままチップかなんかに保存されるテクノロジーがあるらしい。
で、カッターの仕事は、その膨大な一生の映像を1時間くらいにまとめて、お葬式の時流す映画を作ることらしいんだけど、ロビン・ウィリアムス演じるアランは、すごい上手で人気のカッターらしい。
しかしこんな風に記録が残ってしまうことをプライバシーの侵害だ!と思う人がお葬式の外でプロテストをしている。
また、昔カッターをやっていたたフレッチャー(ジム・カヴィーゼル)という男は、バニスターという金持ちが死んだとき、この男の不正を暴くためにこのチップを手に入れようとしている。
・・・このチップを埋め込む目的は何なんだ?葬式で素晴らしい想い出の映画を流すためだけ?要するに、ホームビデオみたいなことを四六時中できるってことなんですけど、生きている間は観ることができない。撮るだけ!
しかも、このバニスターと言う人は、娘を性的に虐待していたらしい。また、愛人とかいた男もいる。そういうシーンも、全て記録に残ってしまう。となると、死んだとき恥ずかしい思いをするだけなんじゃないの?生きているときは観れないんだから、犯罪防止にもならないし。
アランはそういうヤバい秘密は「カット」してしまい、いいところだけつないで素晴らしい想い出フィルムを作る。なんだけど、もともとの記録をカットしてしまっていいのか?とか、家族は、そんな秘密の詰まったチップをなんでアランに見せるんだ?とか、疑問は尽きない。
しかし、笑えるのは、木製のPCとかコンピューター!!!!ラップトップが木ですよ。キーボードも木でできている。欲しい(笑)!
あと、ヒロイン役のミラ・ソルヴィノ。この人は、タランティーノの元カノで、ハーヴィー・ワインスティンの「キャスティングカウチ(枕営業)」を断ったために業界から干されたって女優さんで、気の毒に思っていたんだけど、この映画で見ると、ワインスティンに干されなくても業界から消えていたんじゃないかってくらい良くない。
あんまり可愛くないし、演技も良くない。でも役者さんは監督次第で化けたりするからわからないけど。
しかし設定がすっごい良くない。この人、ロビン・ウィリアムスの恋愛対象なんだよ!どう見ても娘にしか見えない。だってロビン・ウィリアムスどー見ても50代、ミラ・ソルヴィノは20代にしか見えない。
映画での設定では、ロビンが51歳でミラが34歳?なので、まあありえないことはないけど、全く釣り合わない。ベッドシーンが始まった時には「ウソでしょ!」と思った。
『ミッション・インポシブル』でも、老眼鏡かけているトム・クルーズの奥さんが娘みたいな人だったりするけど、もうこういうの止めて欲しいです。
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