もけ

ベルンの奇蹟のもけのレビュー・感想・評価

ベルンの奇蹟(2003年製作の映画)
2.3
第二次世界大戦後の荒廃したドイツで、W杯優勝という奇跡を軸に人々の日常を描いた作品。

サッカーチームの優勝までを描いたスポ根ものかと思ったら、戦後の状況変化に苦悩する家族関係が描かれていたり、新聞記者のコメディパートだったり、鬼監督と悪童問題が描かれていたり、どこに腰を下せばいいのか落ち着かない作品だった。

W杯優勝で最後はまとめられているけど、盛り上がりは中途半端で、一体どこで盛り上がればいいのかいまいちよくわからなかった。

サッカーのプレイシーンは不自然さがなく素直に素晴らしいと思った。
監督の外見を似せたり、実況などは当時の本当の文言を使っているらしい。

描きたいことをどれも小出しにしてしまってもったいなかった。テレビドラマっぽい作りでした。
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