YasuhitoArai

戦火の大地のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

戦火の大地(1943年製作の映画)
4.1
ドイツ軍に占領されたウクライナの村に出産のため帰ってきたオレーナは、パルチザン部隊の所在を突き止めようとするドイツ軍に迫害されるが・・・という話。

国家万歳、団結万歳、清貧万歳みたいなプロパガンダごりごり映画。敵味方の対立をはっきり描いている。
人々の顔が一番印象に残る。照明の当たり方が良くて顔が良く撮れてた。雪を踏みしめる音もいい。

鬼畜映画。ナチス側が、死にかけている子どもに銃でとどめをさしたり、生まれたばかりの赤ん坊を銃で殺したり、電柱に首吊り死体がある風景が多かったり。
パルチザン側も妻を夫が普通に殺す。
最後のおばさん達が鋤や鍬を持ってナチスを追っかけるショットが面白かった。
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