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ひなぎくの&yのレビュー・感想・評価

ひなぎく(1966年製作の映画)
3.9
【2014/5/11:イメージフォーラム】日頃イメフォでは見掛けぬタイプの、めいっぱいのオシャレをしてみたけれどイマイチ「垢抜け前夜」な感じの若い女子がたくさんいて、この作品が今だにガーリー映画登竜門的存在であることを実感。「女の子映画の決定版」など言われた時代は90's、OliveとCUTIEの終焉とともに終わったと思ってたので、この客層にはかなり驚きました。と思ったら先月の「GINZA」はOlive特集?だったとか。一周したのねえ。って話逸れたが。
中身はシュールな反戦映画って感じで、今観ると特筆すべき点があるとは思えないが、チェコ文化ってつくづく面白いなと思う。カフカにクンデラにチャペックにと、想像力というか妄想力が豊かすぎる面々が多いのは歴史的・社会的な事情がそうさせたのか。シュヴァンクマイエルやイジー・トルンカなどの映像作品を観てると、耳もいいのかなと思う。そういえば音楽家も多いし。
チェコの根暗文化が大好物です。
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