”天才”と評される湯浅政明監督の作品が観たくなり鑑賞。
これはスゴい…。そして楽しい!
もの凄く新鮮で刺激的な映像体験。
そして溢れ出す程の”人間賛歌”!!
ある意味天才的な作品。
アニメ作品に抵抗の無い方は絶対に観ておくべきだと思う。
『この世界は可能性に満ち溢れ、その気にさえなれば何にだってなれる!』
そのメッセージが凄まじい映像表現と熱量で伝わってくる。
主人公西くんがなけなしの勇気を振り絞って現実に立ち向かう姿は本当に泣ける。
誰だって人生をやり直したくなる時がある。
でもそれが出来ないからこそ悔いの無い人生を送らなければ。
オレたちはこの世界で生きていくしかないんだから!
元々は三巻からなるマンガ原作らしいが、フラッシュバックを多用して語り切れない設定を上手く表現している。
ただ、初見ではそこがとても分かり難い。
(敢えてそうしているのかも)
何度も何度も観直してキャラクターそれぞれのバックボーンを理解したくなる。
この辺りがこの作品のカルト性なんだろう。
やはり高評価の『夜は短し歩けよ乙女』も俄然観たくなってきた。