氷雨水葵

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルの氷雨水葵のレビュー・感想・評価

4.2
2023年リライト40本目

最新作公開までに全作予習④

◆あらすじ
謎のテロリスト’’コバルト’’の正体を暴くため、ロシアのクレムリンに潜入したイーサン(トム・クルーズ)。

しかし、何者かによってクレムリンが爆破され、イーサンは濡れ衣を着せられてしまう。

イーサンはわずかな仲間とともに事件の真相を追うが―――。

◆感想
さてさて4作目鑑賞!正直、内容を覚えているのは本作まで。当時はジェレミー・レナー登場に歓喜したものですが、なるほど久しぶりに観てもやっぱり嬉しい登場。イーサンとのダブル主演っぽくて、アクションシーンはキレッキレ!5作目(次作)までの登場ですが、できればベンジーやルーサーみたいに古参メンバーになってほしかったところ。

てか、序盤から面白すぎんか!?イーサンに振り回されるベンジーがもう(笑)今作のトムはちょっと髪が伸びて年齢を重ねた感じがしますね。オープニング映像が毎回かっこよくて好き。終盤までのカット割りが映っても、ワクワクできるぅぅ。
そして、今回のミッションはロシアのクレムリンに潜入するというもの!潜入してピリピリしてるのに、ずっと喋ってるベンジー面白すぎか。いや~イーサンとの掛け合いというか、チームワーク(まだ少し距離がある?)いいですね。珍しい組み合わせだけど、なんだかんだちゃんとチームだなぁって思います。水の音で気を逸らして、スクリーンでごまかしながら少しずつ進んでいくのすごいな!?潜入シーンはいつもドキドキするけど、このシーンはとくにヒヤヒヤしっぱなし…。セリフも音もないからこっちまで余計に緊張しちゃいますね。

そして、ジェレミー・レナー演じるブラント登場!!『ボーン・レガシー』は本作の後なんですね(驚)身のこなし方が堂に入ってると思ったのですが、スパイ映画は本作が初。もっとこういう作品に出たらいいのにと思います。

本作の見どころはなんといっても、ブルジュ・ハリファでのシーン。IMFが閉鎖(ゴースト・プロトコル)され誰の手助けもないなか、レア・セドゥ演じるモローとサムリ・エデルマン演じるウィストロムをだますという流れ。部屋番号を変えたり、ベンジーがホテルマンに変装したり(3本目の腕が怖い)、ブラントが不安になりながらミッションに参加したり、とにかく見どころが多い!!とくに、イーサンがビルの外からサーバー室に向かうシーンはヒヤヒヤが止まらないぃぃぃ。珍しくというか、イーサンが渋ってるのに笑ってしまった。グローブあるとはいえ、信用できないし怖すぎるよ!?ピンチになる瞬間もあって、思わず目を覆ってしまった(笑)
にしても、レア・セドゥ美しい(谷間きれい)。『007』の印象が強いので、個人的には暗殺者の役が新鮮でした。

個人的には、終盤間近のムンバイでのベンジーとブラントのシーンが面白かったです!グローブの件があるから不安になるよね!?宙に浮きながらの2人の掛け合いに思わず笑ってしまった。意外と体張ってるブラントさんでした(笑)まぁ終盤のヘンドリクスとの肉弾戦はそこまでなので、それまでの潜入シーンをぜひ観てほしいです。
氷雨水葵

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