2024年30作目
◆感想
おかえり、あぶない刑事。
渋さが増したタカ&ユージをこの令和に観られて嬉しいかぎり。小ネタもたくさんあり、エンディングは懐かしさを思わせるワンショット。お2人とも最高に良い年の取り方をしていて、世代ではないものの、あぶ刑事ファンとして本当に素晴らしい仕上がりだった印象です。『RUNNING SHOT』をBGMに走るユージがとにかくかっこいい。70代とは思えない疾走感で、ハイキックも見どころ!!そして、変わらずタカのバイク&ショットガンのシーンはテンション爆上がり。絶対、彩夏のバイク乗るやろと思ったけど、ほんまにその通りやったww
見どころは2人だけでなく、仲村トオル・浅野温子・ベンガルなど、あぶ刑事を盛り上げてきた俳優たち。薫の登場はやや無理矢理感があった印象だけど、相変わらず笑いをかっさらっていく薫のキャラクター性に嬉しさを隠せない。
土屋太鳳はじめ、ゲスト出演者たちも豪華でした!早乙女太一が最高にキレッキレ(言葉通り)でよかった👍
個人的にぐっと来たのは、岸谷五朗演じる劉飛龍というキャラクター。『龍が如く』や『天 天和通りの快男児』を観て、クセのある人だな~と思っていたけど、今回ほどばちこりハマっていたキャラクターはないんじゃないかな(笑)ああいう、悪人に見えて実はめっちゃええ人っていうギャップたまらんね。真島吾朗もクッソいい人やしな!!
なんかもう、ただただかっこよくて、笑いもあって、ぐっとくるシーンもあって、正直『さらば あぶない刑事』がイマイチ(個人的に)だったから不安だったけど杞憂だったわ。スーツ姿はもちろんだけど、だるんだるんの部屋着でもかっこいいって思っちゃう。バリバリにアクションこなしてるのもすごくて、1日限定で刑事復帰したのは「おおおお!!!!!」としか言えないよ!!
やっぱ歳か~って思う部分もあったけど、それすらも愛おしく思えてきて、ほんまに最高のバディ。