悪党どもによる危機スケールがアップして、今回は核ミサイルの発射阻止ミッション。サスペンス具合が少し弱いが、ユーモアちりばめまとまりも良い、ブラッド・バードらしい洒落た上品な仕上がり。実写演出未経験のアニメ監督が大人気シリーズをよく監督できたと思う。感服。まさにミッションインポッシブル。私なら怖気付いて断るね。事務方だったベンジーがエージェントに昇格して現場に出るようになり、チームにジェレミー・レナーが加わったのは嬉しい。ドバイにある世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」の外壁を登るのが本作での高所ミッション。理由が内側からの潜入が困難なホテルのサーバ室に潜入してホテル内のエレベーターなどシステムハッキングする為。命がけの割に理由がショボい。どうやって撮影してるのやら砂嵐の中、敵を追う名物トム走りも堪能できる。
