ユアン・マクレガー、やっぱり良い。
トレインスポッティングシリーズやスターウォーズなんかの彼とは違って、今回は感情をあまり表に出さず、割と常に冷静でシニカルな役どころ。
だけど、しっかりと何をどう思っているのかということは分かるんだよね。
サスペンスモノとしては比較的オーソドックスな部類だろう。
謎があって、その謎を探っていくうちに一つの答えを見つけるも、実はさらなる謎が待ち受けていた、という。
そのほかにも、割と主人公の自由奔放さ加減に周囲が温厚なところとかツッコミどころはあったけど、まあそれは主人公補正ということで。
とにもかくにも映画全体のシックな配色や、ポイントで流れる美しいBGM、役者陣の見事な演技力は、一見の価値あり。