ゲイのディエゴのナンパと彼を危険分子と見なして近づくダビドの交流。
国の主義思想に固まっていたダビドがディエゴの内面に触れてほぐされて行くのが丁寧に追われている。ダビドの若さがディエゴの感性と知性を吸収して表情が豊かになっていった。水漏れのロッコって猫飼ってるのか?と思ったら冷蔵庫に名前つけていた。そんなディエゴにダビドが笑いをこぼせるようになった時はホッとした。
ディエゴが無警戒に見えて、残念だった。ダビドが先輩から敵に染まったと攻撃されるように、ディエゴも仲間から赤に染まったと批判されていた。たぶんディエゴの方が孤立してて危険も感じていたはずなのに無邪気。ただ抗議すれば変えられると思っていた…ひとりなのに。
忘れてた。ディエゴも若かった。
ディエゴがダビドに抱いていた気持ちを考えると純粋な友人はソフィアの方だったと思う。ソフィアとダビドは素直に応援できる。ソフィアは優しい女性です。
一番の残念はダビドがディエゴが一目惚れするほど魅力感じられないこと。美しい…か?ディエゴもウィリアム・ハートを連想したらつい比べてしまった。