足拭き猫

男たちの挽歌の足拭き猫のレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
3.7
日本のヤクザ映画のような感じなんだろうか。香港マフィアから足を洗いたい男と、厚い友情で結ばれた仲間、そこに警察に勤めている弟との確執が絡み・・・。
80年代!という感じの音楽やクドさ、いかにも男臭い作品。刑務所から出てきて再スタートというところがヤクザ映画の定番を踏襲していて、このパターンは国を問わずなんだ・・・と興味深かった。

二丁使いのガンアクションが激しく、容赦なく血が流れるのもかなりエグイ。バーでのチョウ・ユンファの口元の動きがいかにも粋がっているのとか、ちょっと禿上がったティ・ロンも良かったけど、上品さ漂うリー・チーホンが一番男前でした。