七瀬

男たちの挽歌の七瀬のレビュー・感想・評価

男たちの挽歌(1986年製作の映画)
4.0
「香港映画」に完全に惚れたのは、この映画を見たからと言っても過言ではない。

ストーリーが特別変わってるとか、どんでん返しがあるとかではないし、言ってしまえば王道なんだけれど。

マークとホーの友情、仲良しだった兄弟が敵同士になってしまう過程、確執、そしてそれぞれの想いをとても丁寧に描ききっているなあという印象。

一度壊れてしまった兄弟の絆をどうやって繋ぎ直すのか、ラストの演出が見事すぎる。

そしていちばんの見所である最後の銃撃戦は、もう美しいとしか言いようがない。
これはDVDで見たあとに映画館でも見たんだが、物凄くスクリーン映えするので感動……。絶対に映画館で見るべき作品だなと思う。
いやあ、これは人気になって当然だわ。


これは余談だけど、レスリー・チャンの顔が良すぎるなあ……。どの角度から見ても整っていて怖いくらい……。
七瀬

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