ゴリアテの憂鬱

ニーチェの馬のゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

ニーチェの馬(2011年製作の映画)
4.3
モノクロームの圧倒的な映像美に魅了されました。

ニーチェの逸話をベースに、寒村に住む貧しい父娘と疲れ果てた馬の最後の6日間を描いた物語。

長回しのカメラでゆっくり丁寧に映し出される父娘の質素な日常に、人生の儚さや尊さを考えさせられました。

哀しく厳しい映画ですが、観賞後の余韻は不思議と心地の良いものでした。